
先日、小倉で泊まったホテルのすぐ近くにカレー屋さんがありました。
「カリーフランキー軒」という、ちょっと変わった名前のお店。
このお店、提供されるカレーは「骨付きチキンカリー」ひとつだけ。
すごいですね、専門店としての意気を感じます。

で、そのカレーですが。
まずびっくりしたのが、ご飯のおいしさ。
ものすごーく絶妙な炊き上がりのご飯。
ほんのちょっとだけ硬めで、これがカレーと混ざると、ちょうどいい具合になるのです。
本当に絶妙なバランスで、感動的です。
カレーは、とてもシンプル。
どちらかと言えばあっさりした味わいで、チキンの旨みがストレートに口の中に広がります。
そして食べているうちに、じんじんとした辛みがやってきます。
唐辛子の、しっかりとした辛みです。私にとっては、結構辛め。
これはどこかで似た感じのカレーを食べたなあ。
どこだろう…と考えて思い出したのが、上野の「デリー」。
シンプルだけど旨みがあって、しっかりとした辛みもある。
その組み合わせが、「デリー」を思い起こさせるのです。
それでですね、ここからがちょっと変わっていて。
カレーと一緒に提供されるのが、3つの付け合わせ。

上から、トマト、パクチーと豆苗、青唐辛子、です。
どうぞお好みで混ぜてください、とマスターから説明があります。
一体どんな感じになるのだろう?と試してみたのですが。
うーん、どうなんでしょうね、これ。
私の中では、あまりしっくりときませんでした。
例えば、パクチーと豆苗の刻み和え。
これをカレーに乗せると、こんな感じで。

緑が加わって色鮮やかですし、
食感としてシャキシャキ感が楽しめるのですが。
このカレーに合うかというと、うーん、どうでしょうね?
パクチーって、スパイス系のカレーに乗せると、とてもいいアクセントになりますが。
こういうシンプルなチキンカレーに乗せると、ちょっと浮いた感じがするんですよね。
そして、トマトも。
乗せて混ぜると、辛さが和らいでマイルドになりますが。
うーん、でもちょっと水っぽくなる感じが否めません。
それにトマトだったら、やはり初めから混ぜて煮込んで欲しいような。
クミンを効かせたりして。
というわけで、この付け合わせは、
私の中では、どちらも今ひとつな感じでした。
(青唐辛子は、ベースのカレーが充分に辛いので使いませんでした)
それで。
では一体どんな付け合わせがこのカレーに合うのだろう?
と考えていたのですが。
やっぱりシンプルに、ヨーグルト系がいいのではないかと。
ベースのカレーが結構辛いので、その辛さをマイルドにして、かつ酸味を加えてくれるもの。
となると、やっぱりヨーグルトかなあ、と思いました。
或いは、刻んだ沢庵をヨーグルトで和えたもの、とか。
食感も楽しめそうです。
きっとお店のマスターも、そんなことはもう色々と試しに試して、
今の付け合わせになったのだと思いますが。
それで、結論としましては。
そもそも、こんなシンプルで美味しいカレーに、付け合わせなんて要らないよね。
と、そんな風に思ったのでした。
