2022-01-01から1年間の記事一覧
このところ、またちょっと 体調を崩してしまいまして。 しばらく寝込んでいたのですが。 今日は、今年最後の日ということで、 久しぶりに海岸へ出てみました。 今年最後の夕日です。 みなさま、よいお年を。
波が寄せて また返す それだけのこと それだけの朝
あの雲から見える景色を知りたい
堤防に立って月を待つ 切っ先みたいな月を
クリスマスイブの土曜日。ケーブルカーに乗って、大山寺にお参りしました。 ここの不動明王像は、とてもパワフルです。撮影禁止なので、写真は載せられませんが。目の光がすごいです。 お不動さんの前で、手を合わせて。ふと横を見ると、真言が書かれていた…
風の強い朝、 川沿いの道を歩きながら、 足元の小さな葉っぱに、 ふと目がいく。 赤い葉っぱに透けて映った、草の影。 斜めに射して長く伸ばす、 朝の光。
夕暮れの 空と海に隔てられた ふたりの距離感 少しずつ時が過ぎても 光が変わっても いつまでもずっと変わらない ふたりの距離感
短編小説のように現れて消えた たったひとりの登場人物
お昼過ぎ。 道の真ん中に、カッパが倒れていた。 横たわるカッパ。 口を開いたまま、気を失っているように見える。 大丈夫だろうか。 しかし、反対側から覗き込んでみると。 サングラスをかけていた。 なんだかリラックスした様子だ。 どうやら、気を失って…
澄んだ空気と 強い波 足元に届けられた 赤い木の葉
お昼前 きれいに色づいた葉っぱを眺めて 海岸へ出ると 曇り空から降り注ぐ光が 海に反射していた 半円形の光の反射 帰り道の花は 静かな風に揺れていた
日が落ちて 夕暮れの一幕 それぞれに集う 影絵の住人たち そして、終幕
朝の海岸にいた 二羽のトビ 波を見ていた 静かな波を
今日、自転車の駐輪スペースで、ふと足元に目がいく。 コンクリートに、虹のような光が映っている。鮮やかな色だ。 きれいだな、と眺めていたら、あの時の事を思い出した。 とある駅の、待合スペース。その床を照らしていた、美しい光。 その駅には、天井に…
朝から降っていた雨が止み 空にハートの葉っぱ
稜線の向こうに 光を見届ける 月はまだ出ない
先月、東海道線の中吊り広告で、気になる美術展を見つけまして。 行ってきました、静岡県立美術館。「みる誕生」鴻池朋子展 なんと言いますか、ちょっと今までに見た美術展とは違っていて。 表現の形態が様々、内容も盛りだくさん。 場内展示で一番印象に残…
昼下がり、近所の猫に会いに行く。 かなりお年寄りの猫ですが、とても人懐こくて。 いつもニャーと鳴きながら、寄って来てくれます。 よしよし、 とても気持ちよさそう。 バイバイ、またね。
昼下がりの散歩道に 丸い光が射していた この光の中に飛び込むと 時空を一気に跳び越えて 異次元へワープするのだ そんなことを 一人で呟きながら 通り過ぎる
きっぱりとした 三層構造の朝を歩く
曇り空 辺りはすっかり冬の海 水平線をまっすぐに進み 水平線をまっすぐに戻る もうすっかり 冬の海
ふたりの歩みは ゆっくりと 過ぎた後には 波音を残して
青空の 透き通った空気に笑い 夕空に 走りゆく影を見送る
冷たく澄んだ空気を吸い込みながら 散歩道で出会った夜窓の二人
昨日のこと。 小田原駅の売店で、「のびねこ」ストラップの ゆるんだ視線に惑わされながら、 新幹線に乗り、掛川へ。 掛川駅のギャラリーで開かれている、 「わたしの中の風景展」を見てきました。 イラストレーター、成田侑未子さんの作品展です。 NHK静岡…
光の反射をぼんやり眺めて 水の反射に目をこらす
時々、写真の整理をしていて、 はっとするものがある。 これもその1枚。 さっき、なんとなく写真を見返していたら、 これが偶然に出てきた。 撮影したのは9月12日の朝。 彼女が眺めているのは、夏の海。 9月12日の波と光だ。 でも本当は、そのずっと…
移動中に、新幹線の窓から見えた、 チョウチンアンコウ。 晴れた空に、 気持ちよさそうに浮かんでいました。
昼の光は真上から 波のしぶきをキラキラ照らす 夕の光は真横から やわらかな色で包み込む
朝にはあんなにくっきりと、 シャープに見えた水平線が、 今はこんなにもやさしく、 ぼんやりと霞む。 やわらかな光に包まれた、 影絵の世界の住人たち。 走る、走る、富士から。 走る、走る、富士へと。