ぼっこメモ

メモですから、ほんと。メモです。

アート

ちょっとGPT(古今狂言会)

宝生能楽堂で、南原さんの「古今狂言会」を観てきました。 能楽堂に行くのは、本当に久しぶりです。 この前行ったのいつだっけ?と思って探したら、 3年前の、国立能楽堂でした。 この時も、「能楽堂に行くのは南原さんの狂言以来」 と書いていました…。 さ…

東北ユースオーケストラ 2024年 盛岡公演

東北ユースオーケストラの盛岡公演が終わりました。 期待を遥かに上回る、素晴らしい演奏でした。 今年は坂本龍一音楽監督の「追悼」ということで。 従来とは少し違って、モニターの映像投影があり。 教授と東北ユースの、これまでの活動が映されていました…

「追悼」とバルセロナ・オリンピックス

今年もまた、東北ユースオーケストラの演奏会シーズンがやって来ました。 今年は、音楽監督である坂本龍一の「追悼」という、特別な公演になりました。 なってしまいました、と言うべきかもしれません。 こんなことになるなんて…という思いが、まだします。 …

ちょっとGPT(想像)

今、楽しみにしているものの一つ。 「ちょっとGPT」 3月24日に、南原さんの狂言会があるのですが。 その演目のひとつです。 「ちょっとGPT」 いいですね〜、こういうセンス。 大好きです。 というわけで先週、慌ててチケットを取ったのでした。 どんな狂言な…

「かぐや姫の物語」のラストシーンで、どうしても納得できない事

先日、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」を観てとても感動したという話を書きました。 bocco.hatenablog.jp 11年ぶりに作品を見て、本当に感動したのですが。 しかし、あの映画のラストシーンには、どうしても納得できない点が2つあります。 物語のラスト。 …

かぐや姫の物語: 高畑勲展(静岡市美術館)

打ちのめされてしまいました。 静岡市美術館で開催中の、「高畑勲展」に行きまして。 「かぐや姫の物語」を見たのです。 この展覧会では、高畑勲の監督作品が、週がわりで上映されていて。 今週の上映作品は「かぐや姫の物語」なのです。 この映画が公開され…

さらば宇宙戦艦ヤマト

横浜の映画館で、「さらば宇宙戦艦ヤマト」を見て来ました。 ちなみに、以前「島根の入り口」で書いた、桜木町の映画館です。 まあ、それはどうでもいい話ですが。 bocco.hatenablog.jp 「さらば宇宙戦艦ヤマト」は、もともと公開されたのが1978年。 当時私…

コルクに猫

とあるドイツワインのコルクなんですが。 猫の絵が可愛くて。 じっと見ていると、なんだか、 奈良時代の落書きを思い出します。 ありますよね、こういうやつ。 なんとなく雰囲気が似ているような。 こういうの。 気のせいでしょうか。 まあいいや。

夏の日のラムネ

先日、神社に行ったらお祭りで、 灯篭が飾られていました。 小学生の絵が描かれています。その中の1枚。 このラムネ、とても美味しそうです。

りゅうのなみだ 〜 エルマーのぼうけん展 〜

先日のこと。 立川 PLAY!で開催中の、「エルマーのぼうけん」展を見てきました。 子供の頃に、ワクワクと読み進めた物語。 40年以上経って、その原画が目の前に現れる。 これはやっぱり、奇跡だと思うのです。

さくらももこ展(静岡市美術館):「少女の絵」が語るもの(その3)

静岡市美術館で開かれている、「さくらももこ展」の続きです。 さて。 ようやく最後の展示について書けるようになりました。 それは、会場の出口近くに飾られている、1枚の絵です。 タイトルは、「少女の絵」。 とてもシンプルなタイトルです。 描かれてい…

さくらももこ展(静岡市美術館):「少女の絵」が語るもの(その2)

静岡市美術館で開かれている、「さくらももこ展」の続きです。 この展覧会では、最後の展示エリアで、とても強く印象に残ったものが2つありました。 まずひとつは、写真です。 さくらももこさんの仕事場を撮った写真が展示されているのです。 日本を代表さ…

さくらももこ展(静岡市美術館):「少女の絵」が語るもの(その1)

7月に入りまして。 ようやく落ち着いてきたので、先月のことを少しずつ書いていきたいと思います。 まずは、さくらももこさんのこと。 静岡市美術館で開かれている「さくらももこ展」で、とても印象に残ったことがあるのです。 正直に言いますと、この展覧…

東北ユースオーケストラ 2023年 東京公演

驚きました。 東京オペラシティの、音響の良さに。 音の手触りが、素晴らしかったです。 その他、書けるようになったら、 またぽつぽつと。 ユースオーケストラの皆さん、 素晴らしい演奏を、ありがとうございました。

若者たちのAqua(アクア):東北ユースオーケストラ 2022年 盛岡公演

東北ユースオーケストラの東京公演が、いよいよ明後日となりました。 それで、昨年の盛岡公演で経験した出来事を、書いておきたいと思います。 昨年、盛岡公演に行った時のこと。 演奏会場のホールに入ると、舞台の上で、数人の若者グループが演奏していまし…

東北ユースオーケストラ 2023年公演

気がつけば、もう3月。 東北ユースオーケストラ演奏会の季節。 ということで、東京公演(3月26日)のチケットを取りました。 でも、ちょっと意外だったのですが。 今年は東京公演のチケットに、まだ余裕があるようです。 例年であれば今の時期、もう東京…

蓮の花の記憶:祈り・藤原新也(世田谷美術館)

人の記憶が、いかにあてにならないものか。という話を少し。 先々週のことですが。藤原新也の写真展に行きました。 世田谷美術館で開催中の、「祈り・藤原新也」です。 なにしろ藤原新也の写真なので、シンプルに感想を書けるようなものではなく。どうしよう…

15年前の光

今日、自転車の駐輪スペースで、ふと足元に目がいく。 コンクリートに、虹のような光が映っている。鮮やかな色だ。 きれいだな、と眺めていたら、あの時の事を思い出した。 とある駅の、待合スペース。その床を照らしていた、美しい光。 その駅には、天井に…

「みる誕生」鴻池朋子展(静岡県立美術館)

先月、東海道線の中吊り広告で、気になる美術展を見つけまして。 行ってきました、静岡県立美術館。「みる誕生」鴻池朋子展 なんと言いますか、ちょっと今までに見た美術展とは違っていて。 表現の形態が様々、内容も盛りだくさん。 場内展示で一番印象に残…

わたしの中の風景展(これっしか処ギャラリー/掛川)

昨日のこと。 小田原駅の売店で、「のびねこ」ストラップの ゆるんだ視線に惑わされながら、 新幹線に乗り、掛川へ。 掛川駅のギャラリーで開かれている、 「わたしの中の風景展」を見てきました。 イラストレーター、成田侑未子さんの作品展です。 NHK静岡…

夕空の鯨

夕空を 鯨が泳いでいた 口を開けて ゆっくり上昇していく 大きな鯨 潮を吹いてくれるかな

たまたま開いた写真: ナザレの路地(ポルトガル)

先日、PCの画像を整理していた時のこと。 たまたま出てきたフォルダをクリックしたら、 この写真が開きました。 その瞬間、なんだか爽やかな風が、 ふわっと吹いたような気がして。 いいな、と思ったので載せます。 こういう、たまたまの写真って、いいです…

Venite - An opening fanfare for the coming future

www.youtube.com 福島へ行ってきます。 しばらく更新はお休みします。

ナザレの階段猫

先日、三島へ行ってきました。 いつもながら、水と花のきれいな町ですね。 三島大社のご神気でしょうか。 三島へ行ったのは、佐野美術館で開催中の写真展、 「岩合光昭の世界ネコ歩き2」を見るためでした。 世界中の街角で撮られた、猫の世界。 自然と微笑…

東北ユースオーケストラ 盛岡公演

今日、東北ユースオーケストラは無事に東京公演を終えて、2022年演奏会のフィナーレを迎えている筈だ。 そこで、3月22日の盛岡公演の感想を書いておきたい。 会場の様子は、のんさんのブログに掲載されている写真が素晴らしい。 lineblog.me オーケストラ舞…

「いま時間が傾いて」

それは、どんな音楽なのだろう。 それは、どんな意味を持ち、 坂本龍一は、そこにどんな思いを込めたのだろう。 「いま時間が傾いて」 本来であれば、2年前に聴けるはずだった曲。 東北ユースオーケストラの盛岡公演は、いよいよ来週だ。 2年の時を経て、…

書き初め

小学校の窓に並ぶ それぞれの希望たち 桜の枝にはもう 小さな芽の膨らみ 波は静かに 日は穏やかに

道ある御世のめでたし

千駄ヶ谷の駅を出ると、落ち葉が雨に濡れて鮮やかだった。 まるで錦絵のように飾られた、きらびやかな道を、写真を撮りながら、てくてくと歩く。 国立能楽堂。 その中庭の落ち葉は、苔の緑に映えて、なお美しい。 ここの舞台に来るのは何年振りか。前回来た…

銀河鉄道の夜 2020

さねよしいさ子という人は、本当に不思議な人だ。 彼女が「あ〜〜」と声を出すだけで、その場の時間も、空間も、一瞬で変わってしまう。 オープニングで彼女が歌う、イーハトーブの歌。その一音一音が、ホールの中にひびく。 それはあらゆる場所に染み渡り、…

無条件に涙するもの

無条件に涙が出てしまうもの。 それは、ことさんの笛。 彼女のメロディーは、どうしてこんなにも切なく胸を打つのか。 虫の音が涼やかに足元を照らす夏の夜。 力強く澄んだ笛の音が、暗い夜空に立ち昇って行く。 途切れることなく、ゆるやかに。 どこまでも…