ぼっこメモ

メモですから、ほんと。メモです。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

残照の音に耳を澄ます

ふんわりとした やわらかな光を見送って 月のカケラを見上げると 音が聞こえる すべてを染め上げる 残照の音 ゆっくりと 降りてくる音色に 耳を澄ます

霧の中を歩きながら考えたこと: 三峯神社(奥宮)

9月の初め。霧に包まれた山道をひとりで歩きながら、色んなことを考えた。 聞くところによると。この山道を登る者には、ひとりひとりに、狼が付き添ってくれるのだという。 その狼は神様のお遣いで。もちろん、目には見えない存在。 登山者が道に迷ったり、…

緑色の偶然

先週のこと。 保江邦夫先生の「宇宙学」講座を聴きに行きました。 その日、私は会場を間違えてしまい、ちょっと遅れて到着しまして。 すでに保江先生の声と、みんなの笑い声が響く教室に、すっと入り。 受付を済ませて、空いている席にささっと座って、前を…

気のせい

なんとなく 声をかけられたような気がして 振り向くと 目が合った でも たぶん気のせい

夕空の鯨

夕空を 鯨が泳いでいた 口を開けて ゆっくり上昇していく 大きな鯨 潮を吹いてくれるかな

跳ぶ魚

このところ毎日、波が穏やかで。 朝の海にも、サーファーはまばら。 波打ち際で、足先を海に浸して、 ぼんやり波を眺めると、 時々、魚が跳ねるのが見える。 一体、魚はなぜ跳ぶのか。 魚が海から空中に向かって跳ぶのは、 人間に置き換えて考えれば、 空気…

9月のグラディエーション

いつもの地下道を抜けて 夕空の待つ海へ たなびく雲に向かって 歩くひとを見送り また空を見上げる 日を追うごとに 深みを増していく空の色 それは9月のグラディエーション

夏の名残

まだ終わっていない 夏の名残を惜しむ夕暮れ

シルエット

シルエットは いつも優しい

ゆらゆら歩く

涼やかな秋の空気と かすかな波音 朝の浜辺を ゆらゆら歩く

信玄鷄の唐揚定食(道の駅 みとみ/山梨)

今日、近所の歯医者へ行きまして、 歯科検診を受けたのですが。 口の中を見ていた衛生士のお姉さんから、 「上あごにヤケドがありますね」 と言われまして。 「あ、それは唐揚げ定食で…」 と答えたら、笑っていました。 それで思い出したのです。 そうだ、あ…

もくもく飛行機

まだ明るい夕空の もくもくした雲を見上げていたら 飛行機が飛んでいました さようなら もくもく飛行機

気がつけば月明かり

いつの間にか昼寝が過ぎて 気がつけば夕日もおわり もう暗い海岸に寝転んで またひとときの うたたね 気がつけば 月明かり