ぼっこメモ

メモですから、ほんと。メモです。

信玄鷄の唐揚定食(道の駅 みとみ/山梨)

 

今日、近所の歯医者へ行きまして、

歯科検診を受けたのですが。

 

口の中を見ていた衛生士のお姉さんから、

「上あごにヤケドがありますね」

と言われまして。

 

「あ、それは唐揚げ定食で…」

と答えたら、笑っていました。

 

それで思い出したのです。

そうだ、あの唐揚げ定食のことを書かねば、と。

 

そのヤケドの原因となった、唐揚げ定食が、

すごく美味しかったのです。

 

これです。

「信玄鷄の唐揚定食」(800円)

 

 

山梨にある「道の駅 みとみ」の食堂で、

つい先日、食べました。

 

なにしろ、道の駅の食堂です。

それも山梨の、すごい山奥です。

 

だから正直、期待はしてなかったのです。

まあ、唐揚ならハズレはないだろう、

くらいの感じで食券を買ったのですが。

 

一口食べて、びっくり。

ものすごい、パリッパリに揚がっているのです。

 

この唐揚はタダモノではない!

 

慌てて、一口かじったままの唐揚を皿に戻し、

もう一枚写真を撮りました。

 

 

とにかく、パリッパリ感が半端ないです。

本当に、素晴らしい食感で。

その、思いっきりパリッパリの衣の内側から、

揚げたての熱〜い肉汁が溢れ出ます。

(それでヤケドしたのですね…)

 

こんなに美味しい唐揚は初めてです。

ああうまい、うまい、と唸りながら、

あっという間に食べてしまいました。

 

この美味しさは、一体どこから来ているのか。

信玄鷄の力なのか、調理のおばちゃんの技なのか。

きっと両方なのでしょう。

 

美味しいものをいただいた幸せ感いっぱいで、

食器を返却コーナーに持っていくと。

たまたま、調理のおばちゃんがそこにいまして。

 

思わず、

「唐揚、すっごくパリッパリで、とても美味しかったです!」

と声をかけました。

 

おばちゃんは、にっこりと笑い、

「温かいものを食べて欲しいからね」

と、答えてくれました。

 

なんという、控えめな答え。

つまり、揚げたてだから美味しいのだと。

そう言っているのですね。

 

でも、あの揚がり具合は特別です。

揚げたてだから美味しいとか、そんなレベルではありません。

本当に、素晴らしい技術です。

 

そう伝えたかったのですが、言葉がとっさに出なくて。

「そうですか、ごちそうさまでした!」

とだけ言って、食堂を出たのでした。

 

 

いやー、おいしかった。あの唐揚。

なにしろ山の中なので、次はいつ行けるかわかりませんが。

ぜひもう一度、食べたいなと思います。

 

あ、もし行かれる方は、ヤケドにご注意を。

食べてしばらくは、歯医者に行かないほうがいいです。

衛生士さんに笑われます。