さあ、到着しました。
ここがピスコ工場の入り口です。
周りには、渓谷の山々が連なっています。
澄み切った空と、すがすがしい空気。
いかにも高原という感じです。
ではさっそく、神秘のエネルギー(?)を感じてみましょう。
中庭を歩きながら、感覚を澄ましてみます。
抜けるように青く澄み切った空と、そこを渡る風。
スプリンクラーが水をまく音。うーん、気持ちいい。
とにかく、すがすがしくて、本当に気持ちのいい場所です。
それが、感じることのできる全てです。
鋭い感覚を持った方なら、色々なものを感じ取ることができるのかもしれません。
地球の反対側にあるという、チベットからの、聖なるエネルギーを。
でも、別にそうでなくても、自分にとってはこの空を眺めているだけで充分なんだと。そんな気がしました。
それにしても、よく晴れた空です。本当に雲ひとつありません。
きっと夜には、満天の、降るような星空が現れるのでしょう。
たとえばあの向こうの山の頂上に登って夜空を見上げたら、一体どんな気持ちになるのだろう?
そんなことを考えながら庭を歩き回っていると、あちこちに、こんなピンクの実が落ちていて。
きれいなので写真に撮っていたら、
それはピンクペッパーだよと、案内の方が教えてくださいました。
なんでも、チリには200種類以上ものコショウがあるそうで。
ピンクペッパーも、そのひとつなのだそうです。
それにしても、200種類以上とは・・・。
スパイスの世界というのは、実に奥が深いものですね。
驚きながら、広い中庭をぐるりと回って、ピスコ博物館へと向かいます。