ぼっこメモ

メモですから、ほんと。メモです。

保江邦夫先生の「宇宙学」講座 2016年4月(その13)ミグ25事件と阿闍梨様

そう考えますとね、これからの物理学で一番重要なのは、「」について研究することです。それはつまり、正体不明の波動関数ψ(プサイ)の性質を、どんどん明らかにしていく事でもあります。我々の情や、念や、愛が、この空間にどのように働きかけて、どんな作用を及ぼすのか、それを明らかにして行くんです。

そうすれば、たとえばね、物理的に我々を攻撃しようとしてくる存在に対して、それを愛の力で無力化するような、そんな事だってできると思うんです。

 

僕自身の経験をお話ししますとね…、でもこれ、ちょっとデリケートな話で。

まあいいや、お話ししましょう。

 

昔、かつてソ連に、ミグ25というすごい戦闘機がありました。

その、当時最新鋭の戦闘機が、突然、北海道まで飛んで来て、函館空港に強制着陸するという事件があったんです。いわゆる「ミグ25事件」と呼ばれるものです。

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ミグ25事件(1976年)

戦闘機を操縦していたのは、ベレンコ中尉というソビエト空軍の軍人でした。

彼はミグ25で北海道まで飛んで来て、函館空港に強制着陸した後、アメリカに亡命しました。亡命目的の事件だったと言われています。でも、実はあれ、そうじゃなかったんです。

アメリカは当時、世界最新鋭だったミグ25という戦闘機を、どうしても手に入れて研究したかったんです。それでどうしたかというと、日本の高野山に、阿闍梨あじゃり)という高僧がいらっしゃるんですが、その阿闍梨さんに頼んで、ある法力を使ってベレンコ中尉を金縛りにかけ、北海道へ誘導したんです。

だからベレンコ中尉は、自分は亡命するつもりなんてなかったんです。ミグ25でシベリア上空を飛行していたら、突然体が動かなくなって操縦が効かなくなり、気がついたら北海道上空で燃料がなくなり、着陸せざるを得なくなった、というのが真相です。これ、結構有名な話です。

 

その阿闍梨さんは関西方面にいらっしゃいまして、今もご存命です。

知る人ぞ知る、有名な方でして。それで私、あるツテをたどって、その阿闍梨さんにお会いすることが出来たんです。

なにしろ凄い方なので、毎日何十人という人がその阿闍梨さんのところに来るんですよ。みんな家族の悩みとか、健康の問題とか、そういう現実的な相談をしに来るわけです。「阿闍梨様の法力でなんとか…」とお願いして、祈祷をして貰うんですね。

それで僕の番が来まして。

阿闍梨さんが「何だね」と聞いてくるので。

「実はひとつ教えて頂きたいのですが、その昔、ミグ25を…」と僕が言いかけたら、その瞬間、阿闍梨さんがニコッと笑って、

「君、知ってるの?」と仰るんです。

「はい、お話は聞いております」と言ったら、

「そうかそうか」と嬉しそうになさって。

それで僕ね、一体どうやったらそんな事ができるのかと、もう単刀直入に伺ったんです。勿論、その阿闍梨さんは何十年も高野山で修行された方です。でも僕にはそんな時間はありません。だから、1日、2日で出来る方法を教えて下さい、と頼んだんです。それも、辛くない修行でお願いします、と言って。(笑)

そしたらね、実際に教えて下さったんです。内容については、さすがに、ここでお話しするわけにはいきませんが。

でもね、それ以降、ちょっと不思議な事が起こりまして。なぜか僕の思うことや、口からポロっと出る言葉が、すぐに現実に起こってしまうんです。

この前も、ある事について秘書の女の子に、こうなるかもね、なんてポロっと喋ったら、すぐ後でその通りになっちゃって。

「二度とそういう変な事は、思わないで下さい」と言われました。

それくらい凄いものなんです。念や、情念というものは。

 

空外上人も、高野山阿闍梨様も、そういう思念の力というものを熟知されていたのだと思います。だから実際に、思いもよらない事ができてしまうんです。