ぼっこメモ

メモですから、ほんと。メモです。

保江邦夫先生の「宇宙学」講座 2016年4月(その14)質疑応答

それでは時間がきましたので、僕の今日の講義はこれでいったん終わりにしまして、質問を受け付けたいと思います。

 

(質問者A 女性)

私は空間の中に、あるものが見えるんです。

こうして普通に生活している時間帯は見えないんですが、小さな点というか、渦巻きのようなものが高速で回転しているのが見える時があって。

あっと思って意識して見ると、動きが止まってしまう。だけど見えないような状態で「ぼやん」としていると、いつまでも回転してるんです。それがくっついたり離れたり、無数にあったりするんですけど。

これは今日のお話にあった、素領域(そりょういき)というものなんでしょうか。

 

(保江)

それは素領域というか、素領域に何かのエネルギーが入った状態なんだと思います。

先ほど、ぐるぐる渦巻きのように回転していると仰いましたね。そういう回転というのは、物理学ではスピンと言います。電子も、他の素粒子も、実はみんなスピンを持っています。

見ると動きが止まるというのは、先ほどの電子の話と同じですね。見ることによって思念が生じますから、その影響で動きが止まるのでしょう。

そういうものが見えるという方が、時々いらっしゃいます。そういう能力をお持ちなのだと思います。

 

(質問者A 女性)

この能力って、何かに活かすことはできるんでしょうか。世の中のために、とか。

 

(保江)

あまり難しく考えなくていいと思いますよ。

例えば大勢の人がいるところへ行ったとしますでしょ。それでぼーっとしていたら、さっきの渦巻きが見えますよね。それをみんなに説明する必要はありません。ただ見てればいいんです。

そうしたら、次第にその状態が、周りの人に伝わっていきます。さっきの「情」や「念」がうつるのと同じように。良い影響が、少しずつ周囲に広がっていくんです。そうして自発的に、周りの人がだんだん分かってくるようになります。

これはね、口でいくら説明しても絶対に無理です。気楽にコーヒーでも、ワインでも飲みながら、ただ見てればいいんです。それだけでいいと思います。

何ならご一緒しましょうか?(笑)

 

(質問者A 女性)

ありがとうございます。すみませんが、もうひとつ。

その渦巻きなんですが、左回りの時もあれば、右回りの時もあって。

恐ろしく回転が速い時もあれば、ゆっくりの時もあって。

どうしてこういう風に違うんでしょうか。

 

(保江)

それはその時、その場のエネルギーの違いだと思います。

また、素領域にも種類がありましてね。受け取れるエネルギーの大きさが違うんです。

あとは、ご自身のコンディションにもよりますよね。その時その時の、ご自身に見合ったエネルギーにリンクしているんだと思います。

 

(質問者A 女性)

わかりました。ありがとうございます。

 

(質問者B 男性)

今日のお話から、素領域というのはとても小さいものだと思うんですが、どれくらいの大きさなんでしょうか。また、色々な種類があるのでしょうか。

 

(保江)

素領域の大きさは、様々なものがあります。

また、我々が普通に思い描くのはボールのような3次元の領域ですが、それだけでなく、2次元の面のような素領域もあれば、1次元の線のような素領域も存在します。4次元、5次元のものも、いっぱいあります。ただ、たまたま3次元の広がりを持った素領域が一番多いんです。

そして我々の体を作っているのは3次元の素粒子で、3次元の素領域にあります。だから我々はこの空間を3次元として認識しています。

そう考えるとね、4次元の空間には4次元の素領域があって、4次元の素粒子でできた奴らがいるのかもしれない。そいつらにとっては、世界というのは4次元ですから。彼らから見たら、3次元にいる僕らというのは幽霊みたいなもので。今の僕らがアリンコをみるような感じで見ているのかもしれません。

それから、素領域の大きさについて話しますとね、素領域が大きければ、大きいエネルギーが入るというわけではないんです。でも大きさは、3次元なら3次元の広がりを持った、様々な大きさのものがあります。

 

(質問者B 男性)

そういう色々な種類の素領域ができるというのは、どうしてなんでしょうか。

 

(保江)

素領域と素領域の間の相互作用によって、形状が大きくなったり小さくなったりするんです。

つまりね、素領域理論では、素領域と素領域の相互作用のことを、とか思念とか、と呼ぶんです。あるいは、と呼んでも構いません。普通の物理学では扱われないような要素が、素領域には作用するということです。

 

(質問者B 男性)

そうすると、我々が今いるこの空間というものは、我々の思念の相互作用の結果として、色々なものが、思念に応じて分布しているということになりますね。

 

(保江)

そう、そういうことです。だからね、たとえば先ほどの、空間に渦巻きが見える方が、その渦巻きをぼーっと眺めながら、愛に満たされた状態でそこにいれば、その思念が周りにいる方にも確実に伝わって、良い影響を及ぼしていくことになるんです。よろしいでしょうか。

あのー、すみません。時間がなくなってきましたので、次の質問を最後にします。

 

(質問者C 男性)

僕らの体を作っている素粒子は、それぞれの素領域の中に入っているわけですよね。そうすると、「思念」とか「願い」を出す主体というのは、いったい何でしょうか?

 

(保江)

それは我々がと呼んでいるものですね。魂というのは、素領域の外側にあって、素領域一つ一つをすっぽりと包み込んでいるものです。

先ほど、ビールにたとえて素領域の説明をしましたね。あれを思い出してください。

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ビールの中にたくさん浮かんでいる、小さな小さな泡のつぶ。あの泡つぶを素領域だとします。そうしますと、その泡つぶの外側にあって、泡全体を包んでいるのは、黄色いビールの液体ですね。そのビールの液体が、魂なんです。霊魂といってもいいです。

だからまず、私たちのであるビールの液体があって、その中にいくつもの泡つぶのように素領域ができて、その素領域の中にエネルギーが入ると、素粒子という実体を持った物質になるんです。そして、その素粒子たちがいくつも集まって出来ているのが、私たちの体です。

だからね、よく「肉体に魂が宿る」っていいますでしょ。実はあれは、順番が逆なんです。「肉体に魂が宿る」んじゃなくて、「魂に肉体が宿る」んです。これが素領域理論の考え方です。

我々が死んだら、素粒子のエネルギーは他の場所へ行ってしまいますが、エネルギーが入っていた素領域と、その周りのビールの部分は、霊魂として残るわけです。

僕はそういう風に考えています。わかりますか?

多分、死んだらわかりますよ

(笑)

それでは、よろしいでしょうか。今日の講義はこれで終わりにしたいと思います。

どうもありがとうございました。